精神医療は、他の診療科と違い、精神疾患の診断には血液生化学検査等を用いた生物学的指標がほとんどないため、診察する医師の価値判断により治療方針や診断が変わることがあります。

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また、医療提供が医師から患者さんへの一方方向ではなく、お互いが対等の立場で医療を展開していく双方向であることも違いの一つです。

このような特色のある精神医療を、より良く展開していくためには、患者さんの訴える症状や病気だけにとらわれず、患者さんの個性に合わせる柔軟性、弾力性を持った「人を診る」視点が重要だと考えております。 　

私たちはこの視点を診療に活かして患者さん一人一人に合わせた医療を提供いたします。